先月(5月)の始め、暑い日が続き『近頃は温暖化で衣替えが6月では遅く、5月でちょうど良い』なんて話をしていたが、5月の中旬から下旬にかけては、涼しい日が続き、長袖は脱げなかった。
これと同じ様な話に、「忠臣蔵」がある。
皆さん、「忠臣蔵」の話はご存知の事と思います。
謂る、赤穂事件を題材にした歌舞伎の演目「仮名手本忠臣蔵」で、創作であるが、
「雪がしんしんと降る中、大星由良之助が山鹿流陣太鼓を打ち鳴らし、吉良邸に討ち入る」
こんなストーリーである。
12月14日の日。
雪が降っていた。
近頃は温暖化なので、12月には雪は降らないと言う解説と同じである。
一寸、物知りと称する人は、12月14日は旧暦なので、今で言う2月なので、雪は降っていた、と解説する人がいるが、この場面の話が全て創作であり、史実は、大星由良之助ではなく、大石内蔵助と言う事ぐらいである。
確かに世界気候は、温暖化傾向にあり、(過去100年で、0.3〜0.5度上昇していると言われている。このまま続くと、100年後には2度上昇と予測されています。)
この話は兎に角として6月に入って、衣替えの季節になった。
学生服をワイシャツに替える。
女子学生も半袖の白となる。
高校時代、女子高生の衣替えが眩しかった。
H高のMさん、E園のNさん、S学園のSさん、J高のYさん。
想い出深い彼女たちの姿を思い出す衣替えの季節となった。
あれから、半世紀が過ぎ、同じ白でも僕の頭は真っ白の毛と頭頂は髪が無くなった。
眩しかった彼女達は、どうしてるかなぁ。
記 ダボ・イトウ