社員の一人が土曜日、自転車で、朝早く久能街道をツーリングしていて転倒し、鎖骨を複雑骨折し、今日(7月22日)午後より手術する。
3時間程の手術になるそうだ。
彼の顔を見に、御見舞いに行って来たが、鎖骨骨折の他には擦過傷が少し手足にあるだけで顔に傷も無く、良かったと思うしかない。
久らく右鎖骨の傷なので、自動車の運転は無理と思う。
彼の仕事を手分けして、皆で分担することになるが、果たして上手く処理できるであろうか?
簡単に出来れば彼の仕事のレベルが解るし、簡単に出来なければ分担する人の力量が問われる。
どちらにしても存在の意義は常に競争、と言う厳しい現実が私達を襲う。
なんとなく評価から逃れられたいと思うが、評価される事によって向上心も生まれるし、努力もする。
これが前進の源である。
彼が運ばれた病院は下川原に有る徳州会病院であった。
もう静岡に出来てから10年程経つのではないかと思う。
徳田虎雄氏を思い出した。
「生命(いのち)だけは平等だ!」
と言うスローガンを、久し振りに徳田氏の言葉として教わった事はかなり以前だった。
その徳田氏が難病に見舞われる不運は残念と思う。
2年程前、鳩山氏が米軍移転の件で民主党代表として徳田氏の処へ行って、移転承諾を拒否された。
その民主党の評価が、昨日の参議院選で示された。
徳州会病院の24時間体制や、患者から贈り物をもらわないと言う評価がなかなか問われない。
地元の新聞に徳州会の記事が載らないのは何故だろう。
この事も問われる問題だ。
記 ダボ・イトウ