先週ニュースで多く流れていた記事は、16才の少女達の灰ヶ峰で起きた事件の事が多かった。
このニュースの中で「ライン」と言う通信方法の話が出ていた。
リアルタイムで無料で、仲間同士のやりとりが出来ると言う事を紹介していた。
丁度10日程前に、二女の「アユチャン」からこのアプリを入れてもらって、少しこのシステムを使い始めたばかりであったので、
「なる程、若い人は情報伝達に於いて多様な手段を使って情報共有が出来るなあ」
と納得して聞いていた。
自分が使ってみて、このシステムは文章を書くと言うより「スタンプ」と言われる絵柄で会話する事が当たり前のようである。
有料のスタンプを見たことはないが、スタンプの種類の多さに年寄りは驚いた。
確かに、絵柄で気持ちが伝わる。
職場では、若い人の誤字が多い。
自分もこのブログを書いていて、何度か知らずして間違っている事も多いだろうか。
自分くらい能力のない者でも誤字に気付く。
若い人はパソコン時代に教育を受け、あまり、筆で文字を書く必要のない時代に育った。
そして、今は絵柄で情報を伝達する人が時代を作っていく。
もう40年お付合いしている社労士のT先生が居る。
御歳95才です。
この先生が非常に若い。
この1年程は車の運転を控える様になったが、それまでは、車でスイスイと会社に来てくれた。
40年の付合いだと、近頃はお伺いして長話となる。
先生は、昨年漢字検定の最高齢者として新聞に載っていた。
文字を書く事が健康の秘訣の様だ。
先日行った時も、
「一番最初に」とか、「後で後悔する」とか
重複語を調べた一覧表をもらった。
やはり文字を調べたり、書いたりする事が若さの秘訣か?
今年の初めに先生の奥様が亡くなった。
その時、葬儀では、先生が自分で編集した奥様の想い出DVDが流れていた。
写真はもとより、音楽や、奥さんの
「皆さん、お世話になりました。」
と言う、最期の言葉は圧巻だった。
パソコンを使いこなし、パソコンの映像や音を取り込み、編集する。
95才になる先生の若さに驚く。
新しいものをどんどん取り入れる。
そして、文字と言う古くからの伝達方法を探求する。
古いものだけではダメ。
新しいものだけでもダメ。
バランスのとれた新手法、伝統的な手法を自分の中に取り入れたいと思う。
明日は、安倍川の花火大会だ。
晴れる事を祈ろう。
記 ダボ・イトウ