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黒部第4ダム

昨日(7月13日日曜日)は、お盆の催事で、親戚の皆さんが父と母の仏壇にお線香を上げに来てくれるので、一日出掛けなく、家に居た。

父と母も亡くなって何年も経つのに、

(父は平成11年2月19日没  母は平成18年11月2日没)

想い出して来てくれる親戚の方々は大切な人達である。

 

普段は、あまり家に居ないので、テレビを見る機会は少ない。

夜までテレビを見ていたら、BSチャンネルで石原裕次郎生誕80周年記念と言う番組を放送していた。

その後に、『黒部の太陽』と言う日活映画が流れていた。

 

黒四ダムは、想い出が有る。

平成8年(1996)の社員旅行で、立山、黒部アルペンコースと言うコースを廻った。

父はもう肺気腫を患っていたので、同行出来なかったが、80才を越えていた母は非常に元気で、

宇奈月温泉 → 立山 → 黒四ダム → 扇沢

と言う、強行軍の旅も平気であった。

 

この頃の自分の夢は、この黒四ダムの上流に入り、黒ビンガ辺りでイワナ釣りをする事であったが、その夢は達成出来なかった。

(この後、何年か経って、某化粧品メーカーの社長がヘリコプターを使って降下し、イワナ釣りをして問題になった事が有る。)

 

この時泊った宇奈月温泉で、朝早く起き(当時から、今考えても朝は早かった)、母親と二人で宇奈月駅の前に有る温泉が湧き出るオブジェの前で写真を撮った記憶が甦った。

もう一つ想い出した事は、黒四ダムの売店で「黒部川」と言う名前のカップ酒を買って、4〜5本飲んだ記憶だ。

振り返ってみると、あれから20年の歳月である。

僕も42才で、「白髪が出てなく」「毛が有った」

 

 

今日は仏壇に「おはぎ」を供える。

甘党になった自分を両親は知らない。

 

『酒は止めたよ〜』

聞こえてるか?

『ヒトシ!いい加減、真面目にヤレ!』

聞こえた!

      記 ダボ・イトウ

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