アルベルト・アインシュタイン氏が一般相対性理論を発表したのは1915年。
その10年前に特殊相対性理論を発表している。
1905年と言えば、元号表記では明治38年である。
もう110余年前のことである。
私立文科系の教育しか受けたことのない僕には、100年以上前のこととは言え、全く解らん!
(昔、このブログで書いたことがあるが、全く解らんのは奥さんの本心である。)
100年後の僕もそうであったので、大正時代、相対性理論という言葉を文字で見た婦人達は顔を赤らめたそうだ。
(歴史の噂話であって本当のことは解らん)
この時、相対性(そうたいせい)と読まずして相対性(あいたいせい)と読んだ時、顔を赤らめ、相対性(そうたいせい)と言葉を聞いた時は、今の僕の様にチンプンカンプン(珍紛漢紛)であった様だ。
今年のゴールデンウィークには、四国愛媛県の道後温泉に泊まった後、小豆島に行って来た。
この時の事は「満る時」(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/4046/)で書き、Facebookに転送したら、友人のF・K氏から、
「なんで、『小豆島』を『あずきじま』と呼ばないんだろう?」
とコメントを貰った。
「それは相対(そうたい)を相対(あいたい)と言うと下品になるからだよ〜」
と返事をしておいた。
今日は、言葉の読み方の話ではない。
立派な後輩の斎藤孝教授の様な話は出来ん。
文科系といっても、経済を習った(?)僕の話はこの様な事です。
10日程前のスポーツ新聞の記事で、小豆島の恋人の聖地と呼ばれているエンゼルロードが立入禁止となったと報道されていた。
(上記新聞記事を見てください)
土地所有者が年間40万円の賃借料の値上げを要求したが、町当局と折合いが付かず、所有者は立入禁止の看板を立てたと言う内容であった。
貸す側は、賃料が高い程良いが、借りる側は借料は安い方が良い。
当たり前である。
ここで、物の値段は相対(あいたい)と言う事になる。
高いと思えば、借りないし、安いと思えば貸せない。
これで良いのである。
相対取引である。
印刷業界は今、この相対が出来ていない。
コンピューターの発達とプリンターの改善、ネット環境の充実で、値段が合わないと言えば他所が入ってくるし、価格を合わせると全く人件費も出ない体質が現実である。
その為、特徴のある仕事という事で、弊社では『かみ缶』『シズボリ』『ムーブコンテンツ』『凄技』『メモリット』と、色々と仕込むが旨くゆかず、将来の展望は開けない現実である。
でも、僕の信条「期待せず、諦めず」の精神で、老体に鞭を打つ!
老体を何と読むか。
「ろうたい」ではないよ〜
「おーいたい」「オ〜痛い!」「あい〜痛い」
と読むんだよ〜
(正しい日本語の読み方)
記 ダボ・イトウ