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賛否両論(さんぴりょうろん) VOL.5 – NO.389

6月29日の新聞

明日は七夕。

牽牛と織姫が一年に一度会合する夜との話が有り、短冊に願い事を書き、笹飾につけると願いが叶うと言う様な事を聞き覚えているが、確かなことは知らん。

七夕は一年に一度のランデブーだが、4年に一度行われているサッカーWカップが熱い!

昨日現在、日本は3日の早朝に行われたベルギー戦で惜しくも、あと少しで負けて、ベスト8にはなれなかった。

でも、決勝トーナメントに出る事が出来て、90分程日本中を楽しませてくれた事は嬉しかった。

ポーランド戦が鍵となった。

 

日本が決勝トーナメントを賭けた6月28日の試合での戦いに、様々な意見が出た。

一点取られた後、負けは負けでも、パスを繋ぎ時間を稼ぎ、ファウルの数での決勝トーナメントの出場を決めた。

この時、日本人サポーターからブーイングが発せられ、戦術に否定的な意見が出た。

然しながら、その結果、決勝トーナメントに出る事が出来、ベルギー戦の興奮を味わえたのである。

 

日本人の大好きなスポーツは、サッカーと並んで、野球がある。

この野球でも賛否両論が出た記憶がある。

それはもう26年前の話になるが、大リーグヤンキースで活躍した松井秀喜選手が星稜高校時代に高知の明徳学園との試合で、5連続敬遠(フォアボール)を受け、観客席からメガホンが投げられ、試合を楽しみに見に来た観客からブーイングが出た。

第74回全国高等学校野球選手権でのシーン

松井選手の打撃を見に来た観客は楽しくなかったであろうが、戦術の判断は、人それぞれで分かれる。

明徳は勝って3回戦に進んだ。

(この時、明徳の馬淵監督が言った。「負ける戦術を取る監督はおらんでしょう」は正論)

 

もう一つ、日本人が観覧を楽しむスポーツに大相撲がある。

この大相撲でも賛否が分かれた時があった。

それは、稀勢の里が左腕を痛めながら千秋楽に出場し、奇跡の連続優勝をした。

この時、専門家からは休場にした方が良いという意見があった。

しかし、観客は大喜びであった。

この件でも賛否が分かれた。

(この時のことは「毎日選択」(http://www.daiichi-printing.com/blog/03/3932/)でも書いた)

(もう一つ、モハメド・アリ選手とアントニオ猪木選手の1976年6月26日に行われた世界異種格闘技戦の賛否は書かない。)

寝転ぶアントニオ猪木の戦術

 

終章・・・

僕の友人に昭和の風俗王と呼ばれるY氏が居る。

仇名を別名「マントヒヒ」と呼ぶ。

そのY氏の友人にH氏が居る。

H氏は若い頃、東京、三ノ(みのわ)から土手を通って浅草方面に自転車に乗って、よく出掛けていたそうだ。

(自転車は二でなく三車)

彼は土手にある有名店で桜鍋(馬肉)を食べる事を好んでいた。

その彼は、あまりにに通じていたので、この賛否両論の話を読んで、文字を間違えて賛否両と書いて、読みを「サンピーリョウリン」と話していた。

この人は頭が良いのか?おかしいのか?よくわからん。

その彼もゴルフが好きで、彼のボールにはHの文字がたくさん入っている。

H氏のゴルフボール

 

        記 ダボ・イトウ

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