印刷会社も近頃は、紙に文字情報や図柄を転写(印刷)するだけでは仕事にならなくなってきている。
それまでは、設備の競争であった。
印刷機は、航空機、自動車に次ぐ部品点数の多さの機械である。
従って、印刷機は高価であり、取り扱いは難しい。
早い、出来の良い技術者でも、3〜5年の経験では顧客様の満足する表現を作るのは至難の技である。
(経済力のない人が、自家用ジェット機を買っても、パイロットが居ないと飛ばない)
最近は、デジタルプリント(プリンター・コピー)が各会社や個人宅にまで普及して、簡単な仕事と思われるが、アナログ手法で作られる現在の皆様の通常手にしたり見ている印刷物の色の再現要求は、かなり高レベルであります。
日本人の多くの人に「虹は何色?」と聞くと「七色」と答える。
これは別にロスプリモス(8月10日にホテルセンチュリー静岡に来ます)が広めた訳ではない。
日本人の感性から7色と判断するらしい。
アメリカ人やイギリス人は6色、フランス、ドイツ、中国では5色、アジア諸国では4色と区別するそうだ。
人間は色別する事が出来て、その数は100万に達すると言われている。
色は可視光線の反射で、波長400ナノメートル〜800ナノメートルを、目と言うセンサーで区分け出来、「この印刷物はちと色が違う!」なんて言われ刷り直しになったり、返品になったりするので、印刷会社は辛い。
この印刷物に何か付加価値を付けようと色々と仕掛ける。
弊社で、近頃皆様に紹介している仕掛けは、「動くチラシ」です。
印刷物からARソフトのダウンロードをしないで、仮想現実の世界へお連れするという企画です。
でも、こうして紹介しているQRコードはデジタル画像であるから、何を言いたいのか、皆さん、解らないですね。
先週、フェイスブックの配信で、中国に今年から留学しているSさんの動画、同級生で、世界中を飛び回っている皮膚科の権威Mさんの動画、をみていて、印刷業界の先細り状態は自分の人生の様で淋しい。
でも、僕の信条、
「期待せず!諦めず!」だ!
「楽観は意志!悲観は感情!」だ!
「情熱と好奇心を失わなければ青春だ!」
とりあえず明日(20日)は静岡カントリーのチャレンジコンペで袋井コースに行く。
仮想現実(AR)では入賞のつもりだが。。。
記 ダボ・イトウ