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恣意的 VOL.7 – NO.521


近頃、妙に「恣意」と言う言葉が妙にひっかかる。手元に有る広辞林を引いてみると「思うがまま」「気ままに振舞う」「自分勝手」との様な事が書いてある。

恣意とは(広辞林より)

 

 

広島での河井克行議員の選挙違反の逮捕に伴う収賄側の立件見送り、黒川検事正の賭け麻雀の不問、ミネルバ法律事務所倒産の舞台裏、池袋の暴走事故、少し前になると、ホリエモンは収監されたが、村上ファンドやオリンパス粉飾対応の違い、あれ程 日産ゴーン被告の情報リークはたくさん出て来たか、今年初IR疑惑でのその後の情報は全くと言って聞こえて来ない。

安倍首相の桜を見る会での論議、数の問題なら上限を決めれば良いが、予算と言う枠の制限が有るわけでなければ恣意的になってしまうのは当然である。

賭け麻雀も「テンピン」は不問で「リャンピン」は処罰対象と言われるが「テンピン」で起訴された人も居る。

このブログでは政治、宗教、プロ野球の話は書かないつもりでいる。今回の恣意的は政治の話を書いているのではなく、森羅万象で起こる現象を全ての事柄を文章で決めつける事は出来ない。従って裁量権は発生する。これが問われる時、何か?
それは個人や組織の持つレベルと言う事になるだろう。これが難しい。

誰が判断するか?すべての現象に対し、第三者を混ぜても対処できないだろうし、裁量権を行使する時、何に対して公平が適正かと言う事になる。やはり徳を積み上げる社会風土が私達環境を良いものにするだろう。

 

 

 

世界中をみても同じ様な事が起きる。

3年前、香港に出掛けた事がある。あの時の雰囲気は変わっただろうか?

 

 

 

            記 ダボ・イトウ

 

 

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