1896年にフランスのクーベルタン男爵が古代ローマ帝国時代に行われていたオリンピックの再開を提唱して、第一回近代オリンピックがギリシャ・アテネで開催された。明日23日、2020東京大会が始まる。今回で32回目で第一回目から125年目となる。前回、東京で行われた東京大会(昭和39年)から早くも57年の歳月が流れている。ダボ中学一年生の時のことである。
明日、色々とコロナ禍で紆余曲折があったオリンピックもいよいよ開幕となる。毎回ワクワクする開会式の演出に対しての期待よりコロナ感染問題の方が話題となる悲しい大会となってしまった。でも歴史を振り返ってみればベルリン大会の政治色、ミュンヘン大会のテロ事件、モスクワオリンピックの西側諸国のボイコットと、その時代その時代に色々とあるのは避けて通れないので、歴史の一過性の出来事としてそのうちに埋没してしまうのだろう。
ベルリン大会(美の祭典)
ミュンヘン大会(テロ発生)
モスクワ五輪 辞退(西側諸国のボイコット)
後掲の写真は東京オリンピックの開会式で聖火台の点火を行った坂井義則さんの写真だ!彼は当時18歳で、昭和20年8月6日に原爆投下された1時間半後に広島県三次市で生まれた。その人も既に鬼籍に入ってしまった。
今回のコロナ騒動でオリンピックの姿は大きく変貌をとげると思う。
商業オリンピックに姿が変わりつつあるスタイルも、クーベルタン男爵の理念に戻ってゆくのか?それ以外の道に進むのか?解らない。時代と共に物事は変化する。
古代オリンピックは約1200年、紀元前8世紀から紀元後4世紀にかけて続いたと言われ、近代オリンピックまで約1500年の空白の時代がある。1964年の東京オリンピックの時、ダボは中学一年生(13歳)であった。この時の選手村での交流の話は興味をもって聞いた。
※ 今回、無観客・酒類の提供がないオリンピックで、人流を少なくする方針だが、16万個の避妊具が配布されるそうだ。暗いニュースばかりではつまらん。世界に誇る0.01mmの技術、これをアピールしよう♡
記 ダボ・イトウ