先日、イチロー選手の快挙を伝えているニュースの中に、イチロー選手は
「決して人のバットを握らない」
「他人の下手なプレーを見ない」
と言う解説が有った。
他人のバットを握って何か感触が変わるのが嫌であるとの事。
下手なプレーを見て自分の脳裏にそのプレーが潜在的に焼き付く事が嫌だからとの話を聞いた。
ものすごく研ぎ澄まされた感性の人だと思う。
それが一流のプレーを生み、「世界のイチロー」になった所以である。
自分は大雑把な人間で細かい神経を持ち合わせていない。
人間が急勝(せっかち)で処理は早くするが内容は雑な人間だ。
何でも早く片付けないとすぐにイライラする。
この事は夏のマラソンは好きだとブログに書いた事がある。
http://www.daiichi-printing.com/blog/03/1149/
これは暑い日のトレーニングが効果的で短時間で済むと言う急勝さから来ている。
よく脳梗塞の後、
「走るのが嫌なら歩いたら」
と言われるが、これが我慢出来ない。
どっちみち運動するなら短時間で苦しいトレーニングで効果的(?)の方が良いとなる。
全く若い時からこの性格は直らない。
但し、病気以来、朝のご飯の量は150gと決めてある。
デジタル計量衡を買って「ピッタリ」150gを盛る。
そして毎朝、納豆を食べる。
納豆は大好きである。
(久慈市丸真食品から取り寄せている舟納豆は特に旨い。通常はブログでは特定の名前は書かない様にしているが、本当に旨いので紹介します)
もう8年も続けていると衡に任せていると面白くないので、勘を頼りにして盛ってから計量する。
だんだんと誤差が無くなり、今では5g前後でしかない。
軟らかめの水分の多いご飯なら、一寸見た目より少なく、固めのご飯なら一寸多く盛る。
この塩梅が面白い。
朝の『今日一日の占い』みたいで楽しい。
仕事でも朝礼時、
「手順を越えた五感の仕事をしよう!」
と言っている。
人間の持っている感性を磨き、凡人(石ころ)を玉(ギョク)に近づけよう。
今日の盛り付けはピッタリ150gでした。
誤差は0。
今日は一日良い日となる様だ!
記 ダボ・イトウ