先週の金曜日、アジア大会競泳50M自由形で、池江璃花子選手が中国の劉湘選手と競り勝ち、金メダルを取った。
大会6個目の金メダルで、一大会最多の快挙であった。
日本中が6個目の金メダルを期待しての中のレースで、金メダルを取った事はお見事と言う事しかない。
僅か25秒足らずの時間の中で、最後の追い抜きは、勝負に対する執念と感心した。
18才の高校3年生で、「スーパー高校生」と呼ばれるだけの事は、日本中の人が認めるだろう。
身長171cmの恵まれた体格と、容姿は誰もが「美しい」と讃えるだろう。
競泳選手は、シンクロ競技と違って化粧はしないだろう。
俗に言う「素嬪(すっぴん)」である。
化粧をしないであの美しさである。
これから競技を離れたr時、化粧を施したらどんな美しさを見れるか至極楽しみである。
僕は、女子ゴルファーのA選手が好きだ。
可愛い姿と思っている。
その彼女の高校生の時の素嬪の写真を見たことがあるが、とても現在の雰囲気とは違って「化粧ってこんなに人を変えるのか?」と思った事がある。
それ由に池江選手の化粧をした後の顔が見てみたい。
今月は金融機関と融資の話が有って、何行かの担当者様と話をさせて戴いた。
当然、会社の姿を判断する基準は決算書である。
毎度、このブログでも書いている様に、印刷業界はデジタルの波に押されて、旧来の非常に高価なアナログ印刷機を使っての仕事で、利益を出す事は難しい時代となっている。
今まで、この印刷業界に、僕は45年間携わっている。
(社歴は70年)
この間、決算書は化粧をしないで作って来た。
償却機械は特別償却出来るものは短期で行い、少し在庫に不良的要素があれば廃棄処分にし、法的に引き当てられる頃は引き当ててしまう考えで、素嬪の顔で勝負をして来た。
金融機関の方との話で、「素嬪の我が社の顔は美しくない」との判断をされた。
池江選手の美しさとは違って、会社の素嬪では勝負出来ないのである。
化粧しなくても美しい。
これが本当の実力だろう、と感じている平成30年8月でした。
彼の人は、余分なものは落としてしまう事の出来る実力のある人を想い出して、立派である。
記 ダボ・イトウ