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別府温泉雑感Ⅱ(線引) Vol.11-711

今回のブログは、前回「別府温泉雑感Ⅰ(https://www.daiichi-printing.com/blog/08/13303/)」の続きです。

9年程前の冬、湯布院に行った。

その時は、新幹線で博多に入り、その後、JR線で由布院に入った。

この時、この列車では車掌帽を被らせて貰って、記念撮影が出来た。

ダボ63才

山を一つ越えれば別府温泉でしたが、この山(一線)を越えずに、帰ってしまった。

まるで仁和寺の法師みたいだったので、日本の名湯別府温泉行きを、今回、夏の休暇として選んだ。

ダボ 72才

旅行の楽しみは、「見たことの無い風景を見る」「その土地に住む人の人情を知る」そして「その地の名産品を食する」事です。

(19年以前のアルコールを飲んでいた時は、やはり地酒を味わう事、が最大の楽しみであった。地酒はその土地の気候、酵母、米に依って全く違う味わいが出る)

智恵美人

別府では、「地獄めぐり」「吹き出す湯けむり」を楽しみにして、食の分野では「関サバ・関アジ」「地獄釜ムシ」「豊後牛」「日田焼きそば」を楽しみにしていた。

地獄釜ムシ

豊後牛

日田焼きそば

特に、関サバ(アジ)は最大の目的の一つでした。

豊後水道で釣れたサバ(アジ)が大分の佐賀関漁場に揚がれば関サバ(アジ)になるが、四国で揚がれば単なるサバ(アジ)だ。

関サバ

海峡に線が引かれている訳ではない。

でもやはりブランドは重要だ。

この海峡の線引きが面白い。


コロナ禍の時、この線引きが営業時間を分けた。

⚫︎⚫︎1丁目は、夜8:00までの営業が可能だが、⚫︎⚫︎2丁目は夕方6:00までとか。

この時の線引きは、地図上一本である。

関門トンネルを歩いた事もある。

ここも、線一本で、山口県・福岡県に分かれる。

所得制限の話をする時も同じだ。

300万円で区切って、301万円との線引きは格実と表れる。

すなわち、300万円の人が給付を受けると301万円の人より多くなる。


知り合いに、介護認定で悩んでいる友人がいる。

母親の認知症が進んで来ているのに、介護認定が上がらない。(介護1認定)

その友人の知り合いのお母さんは、介護2の認定がおりているが、「とても自分の母親よりしっかりしているが、認定度は上だ」と困っていた。

この時の、線決めは、認定に依って利用限度額は歴然と違ってくる。

しかし、判定の線決めはファジーである。

関サバを別府で食していて、そんな感じがした。

「余分なことを考える親父だなあ」と娘に言われた。

何処かの知事ではないが、「これは立派だね、欲しいね」と言った事は「リップサービス」なのか?「おねだり」なのか?

区別が付かない関サバと普通のサバの味比べの様だ。

某国の格言

『堕ちた知事は叩け!』

『火の無い所に煙は立たない!』

『李下に冠を正さず』

長崎での原爆被害者の認定基準の話が出ていた。

この同心円を見ていて想い出した。

中学生の時、教師が「学校から半径2km以上の人は、自転車に乗ってきて良い。以内は駄目だ!」と。


中学生の時は、純でした。

ケイ線の太さが0.3mmだと円外だ!1mmなら円内だ!

なんて理屈は言わなかった。

幼稚な子供だったのか?/交渉術を覚えた壮年なのか?/単なるゴネ老人なのか?(ダボ来月73才!)

 

 

     記 ダボ・イトウ

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