先日、全国ラーメンチェーン店「幸楽苑」で朝ラーメンの提供を始めたとのニュースが流れていた。
「朝ラー」と言う名で紹介されていたが、静岡の藤枝地域では、僕が知る限り、もう45年以上前からあたり前の習慣であった。それも、冬でも「温」と「冷」両方食べる人が7割程度いる。最初「温(あたたかい)」ラーメン(中華そば)を食べた後、「おかわり」と称して、今度は「冷し」を食べる。朝一(AM7:00頃)から行列になる。別に不思議な光景ではない。
宮崎県を訪れた事は無いが、宮崎では「冷や汁」が有名だ。時々、夏場の暑いときに時々 娘が作る。宮崎の汁の具は野菜が中心である。
酒を飲んでいた時、毎日通っていた「たべものや」が近所に有る。(どんなに他で飲んでベロベロな状態でも必ず寄った。)ここの大将は、6年ほど前に店を畳み、カツオ船に職を替えた。その店が再開発になり、解体工事が始まった。丁度、カツオ船に乗って帰国していた大将が、それを聞いて解体される前に見に来た。
この大将が夏場、僕に作ってくれたのは、鰹のぶつ切りをいれた鰹冷や汁だった。みそ味で鰹の臭みを消して、夏場にさっぱりとした味で大好きだった。
冷しラーメンも冷や汁も美味い!
只今、自民党の総裁選の真っただ中だ。4候補の熾烈な選挙戦が行われている。果たして誰が総裁(内閣総理大臣)の椅子を勝ち得るのだろうか?
このブログは政治の話ではない。
麻生元総理大臣がいみじくも言った。「この戦いは権力闘争だ!!」
ある候補者も言った。「冷飯覚悟の戦いである!!」
冷しラーメンも冷や汁も旨いが、冷飯(冷遇)は少々不味いかもしれない。
記 ダボ・イトウ