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推し Vol.10-684

プロバスケットJ2リーグに、静岡のベルテックスがJ2昇格して、10月5日に開幕戦が行われる。(静岡市中央体育館)

近頃は、実業団リーグの話はプロ化と言う道に進んでいる。

サッカーも、ラグビーも、バレーも、単体企業の時代は終わってしまった。

その昔(江戸時代)、相撲取りは、各大名家のお抱えとして所属したが、勧進元の下でプロ化が計られたと、現代スポーツ先駆けの様なスタイルである。



先月の24日、大相撲秋場所が終わった。

郷土の幕内力士が二人居る。

一人は翠富士で、成績は10勝5敗で、見事2ケタ勝利を挙げた。

前半戦7日目まで、5敗して心配していたが、その後の8連勝は、お見事な相撲でした。

前頭九枚目 翠富士

翠富士の得意技は「肩透かし」で、相手はわかっていても食らってしまう。

切れ味バツグンとはあの様な事を言うのだろう。

相撲の基本は「押し」だと言われている。

小学生の時ぐらいしか相撲をしなかったが、20才の時、今井浜の海岸で、M大に通っていて下宿が同じだったS本さんと取って、投げ飛ばされた。

50年前のことを思い出した。

下宿の話は以前ブログで書いた事が有る。

「夜間大学(https://www.daiichi-printing.com/blog/02/10375/)」

近頃は、「おし」と聞くと、「押し」ではなく、「推し」と書く若者が大勢である。

つまり、贔屓(ひいき)。(目を掛けて応援、サポートすること)

熱海富士

もう一人の幕内力士、熱海富士の活躍は、静岡県民を沸かせた。

本割りで朝乃山に負けて、決定戦では貴景勝に「はたき込み」で落とされた。

決まり手としての思いは、普段では特別あまりないが、今回は『貴景勝が組み止めて、力の勝負での決着を見たかった』と思うのは、やはり「推し」と言う事だろう。

一寸残念。

諺に「江戸の大関よりもオラが国の三段目」。

相撲の階段

静岡県からは今だ大相撲の横綱や優勝力士は出ていない。

今後、熱海富士か?翠富士が、優勝すれば、静岡県出としては初めてとして、歴史に残る。

初代横綱明石志賀之助(1600年頃)から始まり、73代照ノ富士まで400年、横綱の人数である。

総理大臣伊藤博文氏(1885年)から始まり、岸田文雄氏は第73代総理である。

伊藤博文総理

照ノ富士(73代)

岸田文雄総理(100代)

※ 岸田改造内閣で上川陽子氏が外務大臣になった。

凄い事である。

 

 

        記 ダボ・イトウ

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