今日は10月30日(水曜日)です。
18年前(2006年、平成18年)、ダボは毎朝、母の日赤の病室に居た。
その年の3月10日に、自宅居間で絨毯の縁に足を引っ掛けて転倒。
大腿骨を折って、入院となった。
高齢だったので、入院は3ヶ月に及んだ。
5月23日に自宅に戻り、静養していたが、9月15日に軽い脳梗塞を発症して再入院となった。
(後に知った事だが、動きが少ない生活だと血栓が出来る様だ。謂るエコノミー症候群)
この脳梗塞で、嚥下能力が落ちてしまったので、点滴栄養補給での入院生活になってしまった。
1ヶ月も点滴だけでいると、チト体力が落ちて、医師から点滴では無理ですから、経鼻補給か?胃ろう補給にしなさい、と指示が出た。
兄貴(信さん)と相談して、高齢なので、「無理な延命は忍びないね」と言う一致した意見だったが、病院からの指示で、10月25日に胃ろうの手術を行い、11月に退院という計画だったが、今日(10月30日)、急に顔色が悪くなり、ナースステーション横の部屋に移動になった。
この3日後の、11月2日PM2:00ジャスト、95年の生涯を閉じた。(命日)
11月5日に自宅で通夜を行ったが、この年以降、自宅通夜に出掛ける事はなくなり、ほとんどが会館で行う様になり、これ以降の18年は、葬儀様式が全く様変わりしてしまった。
そして、コロナ禍で通夜式の読経も、一般弔問客は焼香のみの案内となり、親族、身内以外の人の着席はなくなり、駐車場もドライブスルー的に変化し、大きな駐車場スペースもあまり要らない時代になっている。
追伸:
亡くなる前、ベッドで母が水を所望したが、医者が水は雑菌があって肺炎を起こす危険性が有るので、「唇を拭く程度に」と言われたが、亡くなってしまうのが解っていれば、飲ませてあげたかったなあ。
それなので、仏壇の前の水は、毎日たっぷり入れてある。
記 ダボ・イトウ