先日、第一印刷(本通)の看板の話を書いた。
(http://www.daiichi-printing.com/blog/10/1480/)
先週、お客様との納期の問題、昨日、機械の故障、など頭の痛い事が多発した。
本通の看板は降ろしました。
先程の問題の為、商売を畳んだ訳ではありません。
最近の物の考え方は一昔前とは随分変わって来ています。
顕著な事は、特許や実用新案の権利化が当たり前だった事が、広く一般に開示した方が良いと言う様な流れがある。
又、対処法から予防法への転換である。
健康についても、病気になってから治すと言う風潮を、病気にならぬ様、健康増進と言う考え方に変化している。
機械が故障したと書いたが、これは仕方ないとしても、予防対策(壊れる前のメンテナンス問題)の不備を問われる時代である。
全ての予防に目が向くと言う訳ではないので、必ず対処処理は発生するが、なるべく予防を行って、対処処理を少なくする事だ。
先日のブログで書いたU社長とは、静岡市駒形に有る海野商事の海野社長である。
(ブログに実名を記するのは2回目で1回目は五感(http://www.daiichi-printing.com/blog/08/1424/)と言うタイトルの時の丸真食品の舟納豆を記した。今日は2回目である)
何故、名を記したかと言うと、海野社長様の処理の早さ、考え方に敬服したからである。
相談に伺った日の夕方、すぐに、現場を見てくれて、設置ボルトの緩み、鉄枠の腐食の具合などを判断して戴いた。
「伊藤さん、事故が起きてからでは遅いよ」
と判断を求められた。
「看板を降ろす事と畳む事は違う」
と言われ、先程の話ではないが、予防の為に看板を撤去した。
そして、新しい看板を海野社長に安く作ってもらおう!(よろしく)
この看板が奇抜でユニークな物が作れる自分が居たら、未だ仕事は伸びる可能性があるが、当たり前の看板を作ったら、あまり将来はない。
試されている。
看板はありませんが、未だ仕事はしています!
記 ダボ・イトウ