「チン」
と言う言葉が日本人の90%以上に認知され、使う人も聞く人も違和感を覚えないとの話があった。
「チン」
即ち、電子レンジのことである。
電子レンジはご存知の様に、マイクロ波を商品に照射して、水分子の振動に依る熱発生によって、食品(あえて表現)を暖める調理器具である。
1970年代に新幹線のブッフェで利用されて、広く家庭に普及された。
その昔(太平洋戦争中)、静岡県島田でこの技術を使って兵器としての活用を考えたそうであるが、成功しなかった。
先程、食品とあえて書いたが、利用する工夫で、湿布を暖めたり、湯たんぽに使う方法をとる人も居るそうなので、驚きである。
パスタは、水と麺を適時調理すると茹でるより簡単である。
この電子レンジ以前はトースターが主流であった。
僕が子供の頃のトースターは、食パンを2枚入れて焼くだけの品であった。
パンが焼けて跳ね上がるまで、待ち遠しかったものだ。
そのトースターも、オーブン式となった。
餅や、干物を焼くに便利である。
先日、ギフトカタログをもらった。
前出の写真も、ギフトカタログでもらった品だが、このトースターはサーモスイッチも、片面焼き切り替えも付いていない粗悪品であった。
近年のカタログショッピングは、品が届いて喜ぶ品が多いが、このギフトカタログ的な品は、何を選んでも、システム料が掛かるのか、満足した事が無い。
前金だから、もう少し良い品揃えがあると、もっと普及して印刷会社が喜ぶ。
記 ダボ・イトウ
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