先月の末、思い掛けず友人であるDさんが、東京に行ったついでに静岡に寄ってくれて、顔を出してくれた。
彼女は6年前まで静岡の取引先の営業としてお付き合いをさせて戴いた。
ゴルフも何回かご一緒させて戴いたが、郷里の高知県黒潮町に、ご両親と生活する為に戻って行った。
今年の夏休みは彼女の処へ、こちらが顔出す予定でしたが、宿泊の予定が取れず、変更した。
高知市から車で2時間程、黒潮町方向に行った処で、道の駅おおがたに仕事先を替えた。
彼女と話をして、色々と教わった。
いつも「台風が四国に上陸して心配しているよ」と話したら、
「台風は室戸岬方面が多く、足摺岬方面にはあまり影響がないですよ」とか、
四万十川では天然ウナギが漁れてウナギパーティーを時々開くとか、
地元ではセブンイレブンが無くて、居酒屋が二軒しかなく、家飲みが多いとか、
静岡から来るには、高知空港経由でないと「本当に遠いですよ」とか、
色々教えて戴いた。
四万十川の沈下橋は有名だが、「高知のハリマヤ橋は小さいですよ」とか、
知らない話を聞く事は楽しい。
最近は、デジタルの時代で、SNSとかメールとかで顔を見て話す機会が少なくなっている。
やはり顔を見て話す。
言葉のニュアンスを聞き取る。
これが会話の基本である。
やはり人間関係は有機質で繋げたい。
ホットな人間関係が人生を楽しくさせる。
約定やシステムなんて、無機質で嫌いだ。(その昔記した事がある)
土佐の英雄、坂本龍馬は懐に短銃(ピストル)を忍ばせていたとの話である。
彼の人の親しい人は「水鉄砲」を唯一の武器として攻めている!
「鉄砲」と言うと、大井川の木材流しの方法である。
材木を組み、プールの様に水を溜め、伐採した材木を浮かべておいて、鉄砲(木材ダム)を一気に壊す。
大量の水流と共に木材が下流の島田まで流れると言う方法だ。
この附近に(慣合)リニア工事の宿舎が出来る。
静岡から車で入っても4時間以上掛かる。
この慣合に入って、釣りをしたのも遠い昔の事となってしまった。
記 ダボ・イトウ
One thought on “友人 VOL.5 – NO.408”