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友人 VOL.5 – NO.408

先月の末、思い掛けず友人であるDさんが、東京に行ったついでに静岡に寄ってくれて、顔を出してくれた。

 

彼女は6年前まで静岡の取引先の営業としてお付き合いをさせて戴いた。

ゴルフも何回かご一緒させて戴いたが、郷里の高知県黒潮町に、ご両親と生活する為に戻って行った。

今年の夏休みは彼女の処へ、こちらが顔出す予定でしたが、宿泊の予定が取れず、変更した。

高知県

 

高知市から車で2時間程、黒潮町方向に行った処で、道の駅おおがたに仕事先を替えた。

彼女と話をして、色々と教わった。

いつも「台風が四国に上陸して心配しているよ」と話したら、

「台風は室戸岬方面が多く、足摺岬方面にはあまり影響がないですよ」とか、

四万十川では天然ウナギが漁れてウナギパーティーを時々開くとか、

地元ではセブンイレブンが無くて、居酒屋が二軒しかなく、家飲みが多いとか、

静岡から来るには、高知空港経由でないと「本当に遠いですよ」とか、

色々教えて戴いた。

四万十川の沈下橋は有名だが、「高知のハリマヤ橋は小さいですよ」とか、

知らない話を聞く事は楽しい。

最近は、デジタルの時代で、SNSとかメールとかで顔を見て話す機会が少なくなっている。

やはり顔を見て話す。

言葉のニュアンスを聞き取る。

これが会話の基本である。

やはり人間関係は有機質で繋げたい。

ホットな人間関係が人生を楽しくさせる。

約定やシステムなんて、無機質で嫌いだ。(その昔記した事がある)

土佐の英雄、坂本龍馬は懐に短銃(ピストル)を忍ばせていたとの話である。

彼の人の親しい人は「水鉄砲」を唯一の武器として攻めている!

「鉄砲」と言うと、大井川の木材流しの方法である。

材木を組み、プールの様に水を溜め、伐採した材木を浮かべておいて、鉄砲(木材ダム)を一気に壊す。

大量の水流と共に木材が下流の島田まで流れると言う方法だ。

この附近に(慣合)リニア工事の宿舎が出来る。

静岡から車で入っても4時間以上掛かる。

この慣合に入って、釣りをしたのも遠い昔の事となってしまった。

 

この慣合より100m上流

        記 ダボ・イトウ

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