子供が産まれると、その子の成長を、両親はもとより親族、親戚一同、祈る。
昔より日々、年々、衛生状態、栄養、生活環境は良くなっているが、何百年もの間、幼少期の死亡率は高かった。
3才で言葉を理解し、5才で知恵がつき、7才で乳歯が生え替わる。
「七・五・三」で、子供の成長を祝う日本の伝統行事の日が、今日11月15日です。
稲刈りも終えたこの日に、行事は行われるが、近頃では仕事のスタイルが変容しているので、11月に入ると、神社の前を通った時、綺麗に着飾った親子連れをよく見掛ける。
ダボは娘2人の親です。
下の娘も40才を過ぎているので、娘達の「七・五・三」の時はもう35年程前になる。
この時代は、必ず成長の記録として、写真館に行って記念を残した。
(子供達の「七・五・三」の写真とダボの写真を入れます)
当時、写真はフィルム撮影であったので、どんな風に撮れたか?は仕上がってみないと解らない。
従ってプロの撮影技術が貴重であった。
2〜3週間経った後、出来上がった写真に感動したものだ。
近年はデジタルで、その場で撮ったシーンを即見る事が出来る。
悪ければ何枚でも撮り直しが出来る。
便利である。
しかし、その為、被写体となる家族の緊張感は薄れる。
ダボの父親は、写真好きであった。
若い頃から記念の写真を撮っていて、数多くの写真が残っている。
大正7年11月15日生まれです。
今日は父の誕生日です。
もう106年前です。
106年前だったので、流石に当時の「七五三」の写真は見当たらなかった。
(父 伊藤勲は、平成11年(1999年)2月19日 行年81才で亡くなった。)
父が、生前大切に手元に残してあった写真は、軍隊時代、満州の荒野に沈む、大きな太陽を背に、戦友であったT氏(岡山出身)と撮った写真でした。(青春の一コマ)
このブログを書くに当たって、写真を載せようと、アルバムをひっくり返して探したが、見当たらなかった。
今日は誕生日なので、好物であった「豆大福(https://www.daiichi-printing.com/blog/11/10109/)」と日本酒を、仏壇に供えよう。
追伸:
ダボが大切に手元に残してある写真は、永久保存&門外不出秘蔵版です。(性春の一コマ)(誤字)
記 ダボ・イトウ