平成25年も11月に入って早くも5日目。
今年もあと50余日で終わってしまう。
一年間を振り返るのには、未だ早いが、残す処が1ヶ月ならば一寸、ラストスパートを掛ける気持ちで過ぎ去ってしまった300日余りを検証してみよう。
平成25年は第一印刷法人設立60周年の節目であり、61期目開始の時でもある。
1月に社員全員で沖縄旅行をして来た。
よく外部の人には
「景気が良いですな〜」
と言われたが、景気の良し悪しで判断したのではない。
創業した父も既に居ないし、その当時を知っている方も居ない。
20年前に40周年と言う節目には京都旅行を行ったが、それに参加して残っている者は僕を入れて5名のみだ。
現在の第一印刷を動かしている人達が60周年を迎えたのだ。
この先の人員や、企業としての進め方は、どの様に変化するか解らないが、今年現在の節目は大切と考えたからである。
寒い冬に沖縄は良かった。
あれから本当に暑かった今年の夏が終わり、寒さが近くにやって来ている。
会社では
『再構築』
と言う言葉を、行動規範の考えとして、サブタイトルに
1. 新たなる精神(スピリット)、技術(テクノ)を再び
2. ロングディスタンス&シェアー
を作った。
1.は何だか硬直化した中世ヨーロッパの宗教改革の様で、
2.はゴルフの飛距離ではない。
グローバル化している時代に静岡と言う場所でだけでなく、遠くまで商圏を考えると言うことで、シェアーは分かち合うのではなく、占有率を高めると言う意味で作ったが、何だか言葉倒れに終わりそうで反省している。
あと50日。
最後まであきらめず、ゴルフのスコアと同じ様、確定するまで、前へ進もう。
でも、気持ちの中、あと40ヤード残っているアプローチ「一発で入らないかなあ?」と成功した事の無い事に期待を掛ける。
これがペプチドワクチン 医療革命(昨晩読んだ)と言う本の『前に進む検証の気持ちを失わず、希望を捨てるな』と言う著者の言いたい事を改めて今朝感じている。
社員の皆さん、
「まだ、時間はある」
再構築を完成させよう。
記 ダボ・イトウ