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流石(さすが)

近頃、以前はそれ程、気にしていなかったテニスに関心がある。

テニススクールもなかなか盛況になっていると聞く。

錦織圭選手が、ATPワールドツアー・ファイナルズ戦で、残念ながらフェデラー選手に敗れてしまった。

 

僕達が二十歳の頃の有名な選手と言えば、ジミー・コナーズとか、ジョン・マッケンローと言う名前を思い出す。

もう30年以上前の話である。

その頃は、経済も、日本は昇り調子の頃で、世界経済の牽引役であった。

今、中国で開催されているAPECでは、日本の首相は後列で写真が撮られている。

 

先日BSテレビで、松山英樹と石川遼のアメリカ挑戦と言う番組を見ていた。

僕達「爺さん」世代では、野球の大リーグや、ゴルフの全米、全英、マスターズ、テニスのウィンブルドン、全米オープンなんて、日本人が勝てなく、異次元の世界の事で、日本が国民性(?)、精密な生産を中心として国家が成り立つと考えていた。

この処の経済は、車は別として、家電や造船とかが他国に抜かれ、何か沈滞気味と思っていたが、テニスの話やゴルフの番組を見て、時代は変わった。

若者の凄さに驚きだ。

 

錦織選手の英語も見事だし、松山、石川、両選手の「メジャーで勝ちたい」と言う気持ちは立派である。

 

物作りだけが牽引ではない。

この様な若い世代が日本を引っ張っていてくれる。

流石である。

 

スケートの羽生結弦選手が、GPシリーズ第3戦の公式練習中に中国人選手と激突して負傷をした。

しかし、彼は怪我にも関らず演技を行った。

棄権する選択もあったが、羽生選手は出場した。

本当に若い人の行動に敬服です。

 

流石と言う事である。

 

流石、りゅうせき、ながれいし」

なんて馬鹿な事を言っている老齢人は早く引退せい!

 

明日は北海道から日高昆布が届く。

湯豆腐が旨い季節になった。

 

     記 ダボ・イトウ

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