最近、少し血圧が上がり調子だ。
何時もは130mmHg前後なのに、160mmHg前後になっている様な感じだ。
丁度、9年半前に脳梗塞を発症した。
その時の病院でのカルテをみると、200mmHgあった。
日赤の医師は
「アスピリンを飲んで血圧に気をつけて」
とよく言って指導してくれる。
それ以来、朝食は米の量を計って会社に持って来ている。
白米150gと決めてある。
デジタル計量衡で毎日計っているが、9年も経つと衡に乗せずとも見た目で少しも狂わない。
計量の仕方も、最近は音叉バカリと言って、金属の曲りの計測だそうだ。
世界の国々の中には、電気の無いところは未だ多く有り、天秤衡もまだまだ重要だそうだ。
高倉健さんの訃報に接し、唐獅子牡丹と言う歌の中の、「秤」と言う言葉を思い出した。
『義理と人情 秤にかけりゃ 義理が重たい 男の世界〜♪』
僕等の青春の少し以前の映画で、大学生となり、新宿の映画館で、昭和残侠伝や、網走番外地を見た時は、オールナイト3本立ての様な思い出がある。
もう既に45年以前の事となってしまった。
確か、劇中では「花田清次郎 浅草(エンコ)の生まれ」(?)と記憶しているが、間違っているかな?
時代は半世紀過ぎたが、
義理と人情 秤にかけた時、
どっちが重い世界となっているだろうか?
僕はいつも、有機質と無機質、と言う言葉を使って、有機質の生き方を求めている。
義理と人情
どちらがどちらであろうか?
記 ダボ・イトウ