この時期になると、印刷会社として、おせち料理やクリスマスパンフレットの注文が舞い込む。
パンフレットを発注して戴くと、
「一つご協力して下さい」
と購入の依頼が来る。
ケーキの依頼も数多くあるが、パンフレットを作成していて、毎年の様に飾り付け(デコレーション)が派手になってゆく。
一昔(僕が子供の頃、、、それでは五昔だ!)前のケーキは、高いものは生クリームに苺乗せ、一般的なケーキはバタークリームの塗り込みだった様な記憶がある。
今年のパンフレットをみてみると、クリームの上に苺が乗っているのではなく、苺の隙間にクリームがあるくらい、苺の盛り付けは凄い。
僕は、前回のブログ「牡蠣そば」(http://www.daiichi-printing.com/blog/11/2071/)の中で、種そばは食べないと書いた。
永年、かけそば、もりそばだけ食べていると、蕎麦本来の美味しさが解ってくる。
隠し様の無い、蕎麦本来の味が表れる。
藁科川筋に有る、鮎釣りによく行っていた頃、「N商店」で食べた『素焼きそば』は絶品である。
肉はもちろん、天カスも、野菜も入っていなくて、焼きそば単体に味付けした逸品だ。
「素(す)焼きそば」は、もりそば、かけそばと同じ様、種物を使っての勝負は出来ない。
持っている麺本来の質が問われる。
素ラーメンと言う品も、東京に有ると聞いた事がある。
これも具は何も無いと言う。
一度、食べてみたい。
人間も着飾ったり、化粧したりして勝負するのでなく、素でも魅力ある味を出したいものだ。
これを「ステキ」と言う!!
【付録】
*** 素焼きそばレシピ ***
<用意するもの>二人前
・岡崎の太やきそば … 3袋
(2人前でも3袋は食べてしまいます。)
・ヘッド
(しずてつストアの精肉コーナーからもらってくる)
・コンソメ(固形)
(キャラメル型の昔の味の素の固形スープ使用)
・太陽ソース(ウスタータイプ)
(カゴメやブルドックでは駄目)
・塩、コショウ 少々
<作り方>
*しずてつストアで豚肉か鶏肉を買った時、図々しくもらって来たヘッドをフライパンで油にする。けっしてサラダ油など使わない事。
*油がたっぷりしてきたら、岡崎の太やきそばを入れる。
*塩、コショウ少々を振り、包丁で細かく砕いた味の素コンソメスープを約1/3個入れる。けっして顆粒タイプは使わない。
*そして日高昆布を粉状にしたもの少々を入れる。
*仕上げに太陽ソース(必ずこのメーカー)のウスタータイプを麺になじませて、完成。
旨いぞ〜!!!
記 ダボ・イトウ