2010年9月に準天頂衛星「みちびき」初号が打ち上げられ、その後、2017年10月に第4号が打ち上げられた事で、4機体制となり、今月より「みちびき」サービスが開始された。
高精度の測位情報が受けられると言う事だそうだ。
GPSと言う言葉は今では当たり前に使っている。
今度のシステムではこのGPS信号と同じ周波数信号(LIC)を送信し、補完するサービスと聞いているが、詳しい事はよく解らん。
僕は前に乗っていた「ジープ」にカーナビゲーションを外付けで付けたのは、確か?1997年6月と記憶している。
約20年前の事だ。
当時、費用は20万円以上したと思う。
それまでは、車で旅に出ると、地図と「にらめっこ」で「右だ!」「左だ!」と大騒ぎだったが、それ以降、車の中は静かになった。
(地図を見る人が皆、寝てしまって、起きている人は運転しているダボ一人)
このカーナビは活躍した。
釣場のポイント登録、山ウドの採取地点など、覚えていなくても、翌シーズンになっても記録されていて、本当に便利だった。
その時は、数メートルの誤差が有っても
「便利!便利!」
と皆が言ったが、数年も経つと純正カーナビが普通となった。
今ではカーナビの付いていない車はほとんど無い。
時代の変化は激しい。
今月の「みちびき」のサービス開始は十数センチの誤差で、無人トラクターやドローンの制御も正確になり、即に実用されるそうだ。
自動運転される車は、タクシーとか、自家用車という言葉も死後にさせてしまう様な時代が来る様だ。
2013年5月23日のブログのタイトルは、「シックスナイン(69)を求めて」(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/1276/)であった。
この時、「ニタニタ」した人は、僕の周りには居ない。
僕の周りの人は、正確(性格)な人ばかりである。
100発のドライバーを打って、1発OBが出る。
この時のナイス出球の確率は、99%である。
1000発打って、1発OBの時は、99.9%である。
全くOBが一発も出なければ、100%で、この精度を99.9999、つまり9を6ケタ求めるのである。(シックスナイン)
今回の「みちびき」の精度はこんな具合であろう。
このシステムを使ったゴルフの時計型ナビも販売され始めた。
数10センチの正確さで、ピン位置が解ると言う。
でも、ゴルフの腕前は十数メートルの誤差が出る。
(もっとだ!と言う声が聞こえる。)
この時、目視で計っていれば、「ゴルフが下手だ」と言うことにはならない。
間違えたといえば良い。
人間関係も、この誤差があるから良いのである。
彼の人との距離が正確となると面白くない。
解らないから良いのである。
人間関係に於いては精度(性奴)が必要であるし、必要でない!
記 ダボ・イトウ
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