世の中では色々と問題が起こって、悩ましい。
2年も過ぎたロシア・ウクライナ戦争(軍事作戦とは敢えて書かない)、パレスチナとイスラエルの戦闘(テロとは敢えて書かない)。
問題が生じた時、「責任は。。。?」と言う事になるが、立ち場に依って責任は相手側に有ると言う話になるから、「ややっこしい!」。
どちらの責任とも言えないと言う事で、答えが出ない。
国内でも「責任」と言う問題が発生している。
大学選手権(甲子園ボウル)21回優勝の、東の強豪校、日本大学アメリカンフットボール部の廃部問題だ!
数年前に問題となった「違法タックル」で、田中理事長やコーチの辞任に発展し、林真理子さんが新理事長に就任した。
今夏発覚した、アメリカンフットボール部合宿所で、大麻事件。
その対応の仕方が(自首を促すと言う処理)が尾を引いている。
一人だった大麻の問題が、合宿所の中で又、表面化して、「日大アメリカンフットボール部廃部」に進んでいる。
この時、「連帯責任」だから仕方ないとの声が出ていた。
部員が何十名所属しているか?知らないが、おそらく95%以上のメンバーは大麻とは無関係ではなかろうか?
でも、廃部となると、納得ゆくのだろうか?
「違法タックル」問題が起きた後、Wカップラグビーを、エコパスタジアムに見に行った。
初めてなので、観客が
「潰せ!潰せ!」と皆、叫んでいた。
あの時、コーチが「潰してこい!!」と言った言葉が問題となったが、ラグビー用語だったらしい。
「責任」の範疇はどこまでが問われるのか?
個人の犯罪でも、連帯責任なら、教職員や監察で犯罪が起きたら組織を解体するのか?
「違法タックル」問題で、理事長辞任を求めた事態は、今回は連帯責任の名前の下、廃部になるのか?
12月1日のスポーツ新聞には、楽天の安楽選手のパワーハラスメント問題が発表され「自由契約」となった。
これは個人のみの責任で、監督もコーチも「お咎めなし」であった。
責任の範疇を決めるのは難しい。
立ち場に依ってどの様にでもなる。
物事を判断する時、常に俯瞰して見る様に心掛けよう。
亡くなった父親が言った。
「⚫︎⚫︎には責任がある」と・・・
(もう十五年も前、娘に「父さんは責任がある」と言ったら、娘は「責任はないよ。義務はある。」と言った。今だ、この「責任」と「義務」の意味がわからん〜?)
記 ダボ・イトウ