先日、川根の知り合いの女性が干し柿を贈ってくれた。
その数、50個余。
非常に手間が掛かった事だろう。
成熟して、とても甘く、渋柿をここまで甘くするにはさぞ時間が掛かって事だろうと、M島さんに感謝申し上げたい。
先日、Facebookの投稿で、高校時代の同級生である皮膚学の世界的権威者、M地氏が、フグ(河豚)の肝を食している記事を読んだ。
この記事からダボは、「河豚のへしこ」を思い出した。
もう40年程前になるだろうか?金沢の知り合いの人と、米原で待ち合わせをして、福井駅前の「B」(まだこの店、残っているか?否か?知らない)と言う居酒屋で、スライスした「河豚のへしこ」を少し炙って、日本酒福井の銘酒(花垣)の肴として食べた事がある。
糠に4年程漬けて毒性を抜いてある。
思い出としては、かすかに「塩っぱかった」と言う想い出しか残っていない。
(その晩の事は40年経った今でも鮮明に覚えている。)
ウィスキーブームで原酒が足りないそうだ。
サントリー「響」のボトルが22年もので70,000以上の価格になるとの情報が有った。
成熟には時間が掛かる。
渋柿が甘みを持つ様に、ウィスキーも長い眠を過ごすと、豊潤になり、ストレートを飲んだ時、胃から鼻に抜ける香がたまらない。
日本社会も成熟した時代を迎えていると言われている。
社会環境に終わりはないので、成熟が止まることはないと言う事だろう。
次から次へと、医療の充実や、環境の美化等、成熟の上に成熟を重ねてゆくが、時間と言うものは、物事の変化を表す。
↓(成熟)
↓(老塾)
渋柿やウィスキーの様に、成熟する時の流れは良いが、時間の経過と共に、衰える事は辛い!(老熟)
↓
(時代と共に成熟。老熟ではない!)
女性も年齢と共に綺麗になる。(性熟)
昭和の風俗王のY森氏は、時間と共に、(性獣)となっているが、これは衰えを通り越した、お見事な変化を過ごしていると言う事であろう。
平成の風俗王、Kちゃん、負けるな!!
記 ダボ・イトウ