今年、亡くなった方を思い出している。
2月に友人であったK氏が亡くなった。
寒い時で、
「水羊羹が食べたい」
と言うのを聞いて、福井から取り寄せた事を、ブログ(http://www.daiichi-printing.com/blog/02/1655/)で書いた。
K氏とは、一緒にサウナによく行き、居酒屋で一杯飲み、仕事の話、趣味の話と、色々と何をしても馬が合った。
もう3年前になる時、突然、食道癌と言われ、手術、そして療養生活1年一寸で亡くなった。
年は、僕より1つ上の先輩でした。
彼は若い頃、ビリヤードのプロを目指したくらい、何でも打ち込む非凡な人で、最期に作っていた帆船のプラモデルは素晴らしかったが、完成を待たずして亡くなったのは残念でした。
6月には釣りでの大先輩、商売では大得意先様の社長A氏が亡くなった。
この想い出もブログ(http://www.daiichi-printing.com/blog/06/1832/)に書いた。
あれから半年が経ってしまった。
A氏の会社は、順調に活動しているが、やはりA氏の重みと言うか?会社のアイデンティティーと言うか、何か一味足りないと感じるのは僕だけだろうか?
7月には、僕の30年来の主治医であったS先生(別名 健康さわやか君)が亡くなった。(http://www.daiichi-printing.com/blog/07/1905/)
今でも耳を澄ますと、先生の、診察室から待合室に居る僕を呼ぶ独特のイントネーションで
「伊藤さん、伊藤さん、どうぞ!」
と言う声が聞こえる。
永い間、健康を守ってくれてありがとう。
しかし、現世は、生きている人、生活している人が作るものだ。
故人を想い出し、故人から戴いた教えや、御友情に感謝し、
今日・今年に感謝する。
記 ダボ・イトウ