外国為替　VOL.5 – NO.427

ペイペイの100億円キャンペーンが予想より数ヶ月早く終了してしまった。

翌日からLINEPAYで割引が始まっている様だが、あまりの急激な流れに、年寄り（ダボ）がついてゆくのは大変だ。

次女に「父さんのスマホにペイペイで支払える様セッティングしてくれ」と言ったら、

「一年前に欲しいと言ってナナコカードを作ったのは使っているか？」

と言われて、「ギクリ」となった。

相変わらず財布は小銭で一杯で、会社の現金をあまりに細かく両替するので嫌がられている。

ポケットの小銭

先日、日本銀行静岡支店竹内淳氏の「外国為替の秘密」と言うセミナーが有ったので、聞きに行って来た。

今や、アメリカの雇用統計の発表や日銀の発表など、瞬時にコンピューターがその情報を読み取り、外国為替市場に売り買いを１秒間に何百回と注文を出す様な事を説明してくれてた。

月刊文藝春秋の巻頭の立花隆氏のコラムにワーテルローの戦いの勝敗がイギリス戦費国債を左右する。

ロスチャイルド家が快速船から飛脚まで独占して、情報の先取りによって利益を莫大に挙げた様な事が書いてあった。

やはりスピードは人類の求めるものだ。

リニア新幹線の是非が問われている。

スピードを求める事は利益の確保につながると言う事か？

失うものも多く発生するが、仕方ないかもしれない。

大井川源流のイワナ達はますます居なくなるだろう。

そして想い出だけが写真とともに残る。

西俣のイワナ

中ノ宿のイワナ

 

　　　　　　　　　　　記　ダボ・イトウ