12月に入り段々と吹く風も冷たく、今年もあと一ヶ月で終ってしまう。
一年が本当に早い。正に時の流れは、年齢が上がると同時にスピードを増して過ぎてゆく。僕も昨年は時速67kmだった時の流れが、今年は68kmで過ぎたと言う事だろう。
前期高齢者として暮らしている。やはり年齢と共に自分では自覚していないのに、現実の現象として老いを見せつけられる。こんな事は10年前には絶対になかった。
①駐車場の白線の枠の中に真っ直ぐに入れつもりでも、曲がってしまっている事が車を降りないと解らない。
②エアコンのスイッチを入れた時「ピッ」という音が聞こえない。(その割には遠くでダボの話をしていると直ぐに反応する)
③飯を食べた後、口辺りに着いた米粒が自分では解らず、他人に笑われてから初めて知る。
④口元を小学生の様にシャツの袖口で拭く。
横綱白鳳なら腕で口元を拭いても絵になるが、68歳の老人が袖口で口元を拭くと小学生以下の振舞いだ。口元を”拭(ふ)く”と、口を”拭(ぬぐ)う”は、書くと意味合いは大きく変わってくる。
近頃 非常にこの「拭く(ふく)」「拭う(ぬぐう)」の言葉がダボの気持ちの中で妙に引っ掛かる。座右の書、広辞林ではこう書いてある。
どちらも「消す」と言う意味になるが、口(くち)という言葉が付くと少しニュアンスが変わる。「口を拭う」という意味には「知っていながら知らないふりをする」と言う事だろう。幾つか?この様な事が常に心に引っ掛かっている。
①日本大学アメフトの刑事事件としての問題が無かったとの結論が出たなら監督・コーチの処分は撤回されるのか?
②今、騒がしい「桜を見る会」では、始めに「久兵衛の寿司が出た」と発言された問題であるが、違ったらしい。
③愛媛。女子大学生の誤認逮捕の後処理の続報
④岩盤規制を打ち破った獣医学科の開設、加計学園の件
⑤吉本興業のその後の経過
⑥特別会計の闇(石井議員刺殺)の続報
⑦司法取引のその後の是非
⑧体操のパワハラ告発問題はどうなった?
⑨レスリングのパワハラ問題の落着
切がないので、これにて終了。
記 ダボ・イトウ